the HIATUS 「A World Of Pandemonium Tour 2011-2012」...
に行って来ました。
以下,セットリストを書いているので,知りたくない人は読まない方がいいです。
the HIATUSというバンドをご存じでしょうか。
ELLEGARDENが活動休止になった後,Vo.&Gtの細美武士が,Gt.masasucks,Ba.ウエノコウジ,Dr.柏倉隆史,Key.堀江博久と組んだバンドです。
3枚目の「A World Of Pandemonium」というアルバムが発売されたのが平成23年11月23日。
それから何度このアルバムを聴いたか数えきれません。
シングルの「Bittersweet/Hatching Mayflies」の頃から,今回のアルバムにアコースティックギターや管楽器が加わることは予想されましたが,アルバム1曲目のDeerhoundsのイントロからして本当にきらめくような音達で,歌詞は冷たい都市のような内容なのに音から浮かぶ情景はあまりに光に満ちた風景で,CDを聴きながらでも泣いてしまいます。つんのめるようなドラムスやギター,水面に雪が落ちて広がる波紋のようなキーボード,それなのに奇跡的なバランスでつながる美しいメロディー,全歌詞が英語ですが,歌詞の意味が分からなくても,純粋に「音楽」として本当に素晴らしくて涙なしには聞けないアルバムです。2枚目のアルバム「ANOMALY」は少し暗いトーンのアルバムだったのですが,今回のアルバムはどこか音楽として突き抜けたようなものがありました。
というわけで,岡山のツアーには,万象繰り合わせの上,何があっても行こうと思っており,チケットも先行で当たったので,行ってきましたとも。
いつもライブでは前に行くのですが,今回は音をちゃんと聞こう思って後ろにいようかなと始まる前には一瞬頭をよぎったのですが,ええ,行ってしまいました,いつものように始まった途端に最前列にね。今回のアルバムの曲はダイブする感じじゃないので,いつものHIATUSのライブのようにダイブする人いるのかなと少し心配していたのですが,「the Flare」や「Monkeys」で待ってましたって感じでダイブしてくれて足が降ってきて安心しました。
「The Ivy」の始まり方とかもう死ぬほど超かっこいいし,「Twisted Maple Trees」の最後の方とか何度ライブで聞いても鳥肌が立つような緊張感ある演奏で恍惚感でぼーっとしちゃいます。その後,「Insomnia」の後,ゆっくり聞くために後ろに下がりました(セトリを予習していたもので…)。
その後の「Souls」→「Flyleaf」→「Shimmer」の流れなんてもう泣くしかない感じで,soulmateと一緒に聴けて本当に幸せでした。「Shimmer」のサビ前やサビ後の音が重なるところとか,音が耳を通り越して身体の血や細胞に響いている感じで,本当に音楽と一体になるみたいな感動に包まれ,36歳なのに恥ずかし気もなくボロ泣きし,タオルで拭いっぱなしでした。
そして,Encoleからは最前線に復帰し,叫び,暴れました。
昔から頭おかしくなるくらい好きな「Storm Racer」なんて失神しそうでした。
音楽がライブがこんなにも素晴らしいと感じたのは初めてでした。
これまでの人生で最も感動して涙したライブでした。
こんな最高なライブを作ってくれたthe HIATUSもスタッフの皆さんもあの日あの場に居合わせたお客さんも,抱きしめたいくらい感謝しています。
色々後ろ向きなことを考えることもありますが,まだまだ色んなことに挑戦して毎日を一生懸命頑張ろうと超前向きな気持ちになれました。
音楽って何て素晴らしいんでしょう!!!!!!!!!!!!
1 Deerhounds
2 Superblock
3 The Tower and The Snakes
4 Bittersweet/Hatcing Mayflies
5 The Flare
6 Monkeys
7 Broccoli
8 My Own Worst Enemy
9 The Ivy
10 Twisted Maple Trees
11 Insomnia
12 Souls
13 Flyleaf
14 Snowflakes
15 Shimmer
16 On Your May Home
Encole1 紺碧の夜に
Encole2 ペテルギウスの灯
Encole3 Storm Racers