春,そして別離
春です!
今日の津山はとても暖かく,
洗濯物を干しにお昼休みに自宅へ帰った際,あまりのお天気に,久しぶりに布団を干しました。
寒がり冷え性の私には冬はとても辛く,春そして夏の到来は何よりも嬉しいです。
この冬,どんなに湯たんぽさんに助けられたことでしょう。
お布団に入った時のあのじんわりとしたぬくもり。
人肌寂しい時期もまるで恋人が先に寝ているかのような優しさ。
これなら一年中冬でもやっていけるかもしれない。
そう思って,愛用していました。
一度目の低温やけど。
よもや低温やけどとは思わず,虫刺されと考え,薬を塗るも一向に治らない。
よほど悪い虫なのだろう,部屋中を念入りに掃除しました。
二度目の低温やけど。
1度目の虫刺されと妙に症状が似ている。
シャワーを浴びればさらに患部が悪化。
私をストークする虫でもいるのかと,本気で考え始めかけたところで湯たんぽさんが目に入る。
ああ
あなたですか
ひどく悲しいけれど,かちり,と何かが合う瞬間。
恋人に裏切られたかのような胸の痛み。
業務中も,電車の中でも,人目につかないよう必死に冷やす。早く治して,とにかく忘れたい。
毎日,傷口に絆創膏を貼るも,周囲がかぶれて患部拡大。
それでも
先日の,雪の降った晩。
あの日のことは忘れてもう一度やりなおそう。
お湯を沸かして湯たんぽさんを設置し,あのぬくもりと共に就寝。
低温やけどが怖くてねむれない。
ありがとう,あなたのぬくもりはきっと忘れません。