小さな幸せ (中村社会福祉士)
社会福祉士の中村です。
パブリックで働き始めて半年が経ちましたが、まだまだ助けられてばかりの毎日です。
そんな中、今日は入院中の方のケース会議に出席してきました。
弁護士と連携し、携わっているケースですが、なかなか先の見えない難しいところもあり、自分にどれだけのことができているのか迷うところもあります。
しかし、今日は嬉しいことがありました。
ケース会議終了後に、本人がアイロンビーズで作ったマスコットをプレゼントしてくれました。
本人曰く、「自分一人だけでなく、多くの人が一緒に悩んで迷って考えてくれている。自分は一人じゃない。
その感謝を伝えたいけど、どうしていいかわからないので、伝えたい人全員にその人のことを考えながら作った」ということでした。
本人自身、苦しい状況にありますが、人のことを考えられる余裕が出てきたこと、
そして、何も出来ないのではないのかと思っていたけれど、自分の伝えたいことが少しでも
相手の心に響いていたことを知り、凄く温かい気持ちになりました。
これからも共に迷い、悩み、考えながらも相手の心に寄り添える福祉士でありたいと改めて考えさせられる一日でした。