【次の問いに答えなさい】 社会福祉士の尾﨑力弥です。 市民後見人養成研修で、受講者の皆様に 次の三択...
【次の問いに答えなさい】
社会福祉士の尾﨑力弥です。
市民後見人養成研修で、受講者の皆様に
次の三択問題をしていただきました。
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Q:成年後見制度って、どんな制度ですか?
1、本人の権利を守る制度
2、財産管理と身上監護をする制度
3、クソみたいな制度
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実は、正解は 1!・・でも2!・・
でもなく、3なんです。
これは漫画『ヘルプマン』のひとコマ。
日本一デキる社会福祉士の仁くんのセリフ。
(以下、仁くんその他のセリフ、一部改変)
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本人以外、誰も行使できない権利を、
他人が行使することを認めている、
成り立ちから矛盾した危険な制度。
“人権侵害”の法、それが成年後見。
国自体が、自由を奪い囲い込んで保護する
ことが守ってやることだと未だに信じ込んでる
だからこそ、後見人は何のために
働いているのかを忘れてはいけない。
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クソみたいな制度で終わらせない、
そのために私達は、どうすればいいか。
この問いかけで、スタートした前回の研修。
今日のグループワークは、
120人を超える参加者ひとりひとりが、
このことに、正面から向き合ってくださった
素晴らしいものになりました。
赤の他人である第三者後見人が
本人の生活と人生に真剣に、
本気で向き合い、関わること。
この意味はとてつもなく大きい。
参加者の皆さんが、
そして皆さんが関わることになる
本人や家族や支援者が、
そして地域が社会が、
こうした思い溢れるものになるよう
これからもよろしくお願いいたします!