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社会福祉士の尾﨑力弥です。
当事務所の望年会が開かれました。
その最後に、今年いっぱいで、
退職される新名社会福祉士より
次のような挨拶(遺言)がありました。

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法律事務所に来る人、
そのすべてのひとが、
つらい想いを抱えている

法律事務所に来るという
その高いハードルを
乗り越えて辿り着いた方々に、
そしてその方々の想いに、
大変でしたね、
つらかったですね、と
返してあげてください

その一言が、その態度が、
その優しさが、どれだけ
その人にとって大きいか

たとえどんなに事務所の経営が
悪くなろうと決してお金を追って
はいけない。ひとりひとりの想い
に応え続けた先にそれはついてくる

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私自身は経営者ではありませんが、
それでもやはり経営やそれに伴う
不採算案件の取り扱いについて
心が反対側に傾いていた事に
改めて気づかせてもらいました

われわれ遺言執行者が、
新名社会福祉士が先頭に立って
切り拓いてきた道を、より太く長く

依頼者おひとりおひとり、
関与してくださるみなさま、
そしてすべての方々に対して、
give & take ではなく
gift & return で関わっていきます