岡山パブリック法律事務所 – 後見チーム座談会
広報より。
今年度より,ホームページトップに「やわらかスタッフ座談会」と称する企画を展開しています。本日は,第8弾として,「後見チーム座談会」の紹介です。
インタビュー項目は,以下の7つを中心にしました。
(1) どうして法人後見が必要なんでしょうか?
(2) 後見制度を利用することで,どのような法律問題が解決されますか?
(3) 後見センター設立の経緯を教えて下さい。
(4) 後見センターの稼働状況を教えて下さい。
(5) 当事務所における後見等事件の特徴はなんですか?
(6) 後見等事件において,気を付けていることを教えて下さい。
(7) 後見等事件において,苦労していることを教えて下さい。
以下は,抜粋です。
「PT:最後,追加の質問。後見事件をやっていて,楽しい事ってなんですか。
N:どうですか・・・
I:たくさんあると思うんですが・・・
PT:ありすぎて答えられない(笑)
I:1番大変な時に就任することが多いので,行き詰まっている状態でスタートするじゃないですか。それがちょっとずつ整理できて,その方の生活が上手く回りだした時,とか。それが在宅だったり施設入所だったり,転機はいろいろだと思うんですけれど,ご本人自身が元気になった姿を見たときっていうのは,やはりよかったなって思います。悩むんです。特に在宅案件で,どのタイミングで入所するのかとか,入所しないのかとか,一緒に考えることが多いので。やっぱり自宅に居続けたいと思う方は本当に多いんだなって改めて感じているんですけど,明らかに上手くいっていない,ドロドロで家に居るっていう方がいらっしゃって,支援者とも悩みながら相談しながら。ご本人がちょっと元気を取り戻したり,活力が出てきたりすると,やっぱり安心して生活できるっているのはこういうことなのかなって思うので,そういうご本人の変化がみられる時はすごく嬉しいです。
PT:西尾さんは。
N:弁護士だったら,難しい裁判に勝ったとか,刑事事件で無罪を取ったとかわかりやすいですが。それとはちょっと毛色が違う仕事をしているので,私にとっては,さっき伊藤さんも言われましたけれど,長期間精神科病院に入院していた人が在宅に復帰できて,それがすごく上手く行っている時とか,長年会えてなかった家族が,パブリックが入ることによって面会ができるようになったとか,繋ぎができた時が,数少ない喜びですかね。上手くいくことばっかりじゃないんです。失敗することも多いので。」
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